Go for and back to 70's

70年代の若かりし頃に帰る心持ちで先の70を目指す

2016-03-09-Wed-21:20

苦役列車

しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん

雨ですね。朝から読書しました。

晴活雨読

2011年下半期の芥川賞受賞作『苦役列車』西村賢太作

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比較的短い作品なので午前中に読み終えました。

はい、面白かったです。日雇い労働で生計を立てている19歳の貫多の周りで起こるいろいろな人間模様が面白くもあり悲しくもあり…人生とは何か…生きることの原点に立ち返ることが出来ます。

石原慎太郎氏が解説を書いているのですがなかなか良かったので引用します。
「西村賢太氏の作品の魅力はその人生の公理といおうか虚構といおうか、人々が実は密かに心得、怯え、予期もしている人生の底辺を開けっぴろげに開いてさらけ出し、そこで呻吟しながらも実はしたたかに生きている人間を自分になぞらえて描いている。それこそが彼の作品のえもいえぬ力であり魅力なのだ。」

小説は読んでる時はそれなりに面白く
「よかった!面白かった!!」とか思うのですが
しばらく経って思い起こす時
「あれどんな作品でどんなストーリーやったっけ?」
と思い出せない作品が多い(ほとんどそうです)

しかし、この『苦役列車』は忘れないのではないかと思いました。なかなかインパクトある小説でした。

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